別所温泉 旅館花屋
2024年2月27-28日
岐阜から1泊2日くらいでいい場所無いかな。
って色々調べたうえで、僕らが一番良さそうに感じたのが別所温泉でした。
大正6年創業の「花屋」っていう宿だったんだけど、静かだし、美味しいし、仲居さんも丁寧だし、宿もお風呂も可愛いし。
なんだかとっても満ち足りた2日間になったから紹介するね。
場所は結構変なところにあるんだけど、山好きの僕からするとなじみのある場所かな。
とってもいい宿でした^^

こうしたいい宿に泊まるのは、初めてか、それともすごく久しぶり。
お車動かしていただいたり、お履き物をしまっていただいたり、お鞄をお持ちしていただいたり。
こそばゆいような、ときめくというか(笑)

大正6年とあって、木造建築と入り組んだ離れにつながる廊下。そして中庭。
すでに気持ちがいい。2月の冷えた空気すら、気持ちがいいです。
なんでも、創業当初から作られたそのままだそうですよ。

その頃の時代はこんな感じだったのかな?って想像が膨らむような、和洋入り混じったようなロビー。
ちょっと待っている数分間ですら、かわいいかわいいって、きょろきょろしてしまう。

山の影になりそうだったので、早いうちに周辺を散策。
花屋からは歩いて数分の所に、別所温泉駅というこじんまりとした駅があります。
今回はこの前中古で買った、NikonのZ50がメイン。写真はフィルム風レタッチをしてみたよ。

レタッチなしの素の感じはこれ。
広角レンズに交換するのは面倒なので、ポケットにアクションカメラを忍ばせてあるんですよね。

一応1時間に1本は出ているみたいで、上田市からここまではちゃんと来ているそう。
観光と地元の人のひっそりとした鉄道なのでしょうね。
かわいらしいです。

線路の脇には役目を終えた子がいました。

簡素な作りの運転席と、レトロな内装は思わずじっくり見たくなっちゃう。


撮ってる所を撮ってたんだけど、ももさんの写真も良さげです。
OPPOっていう安い端末なんだけど、妙にいい味が出ます。どうやら「旅行」っていう謎のフィルターをかけて撮ったそう。
そう思うと、フィルム風レタッチもスマホのレタッチも、なんかどうだってよく感じます(笑)


これも、ももさんにOPPOで撮ってもらったぼく。
いい感じに撮ってくれた。

近くの別所古道具店の中は興味深いですが、やってはいないそう。


ぶらぶらっと散策しますが、特に観光地っぽさの無いこの感じが結構好きです。
平日なので人もほとんど歩いていません。

この辺りがメイン通りでしょうか。

いろいろ見てるけど、ほどんど誰もいないし、お休みばかり。

あるのは誰も買わなさそうな、赤いきつねと緑のたぬき。

ま、にぎわっているよりはいいですね(笑)

花屋に戻ってお風呂に入ってきました。
大理石風呂が良い感じだったので、よければ公式HPを覗いていってくださいな。

部屋に置いてあったお茶菓子は、長野名物の「みすず飴」。
昔よく食べてた、あのオブラートに包んである「ボンタンアメ」みたいな寒天ゼリー。僕はサンポウカンっていう柑橘が好きだったかな。

お食事は前菜右から一つずつ出てくる感じ。
お出汁でホッとして、真薯でホッとして、お酒でホッとして、、、
ため息ばかりついてしまいます(笑)
良い所のご飯って、こんなにおいしいんですね。
お風呂の様子も、翌日の朝ごはんも撮っていませんが、とにかく2日間は満足感でいっぱいでした。
久しぶりに泊まった宿、こんなにいい場所で良かったのかな(笑)
僕らは手放しでおすすめできます。
帰り道は上田市と白樺湖

帰りは上田市の街並みをちらっと散策。

あとはビーナスラインと白樺湖にちょこっと寄り道。

前日に振った雪が良く締まって雪玉が簡単に作れるもんだから、向こうの水のある所まで投げるゲーム的な。
下投げ方式で左前方。
一昨日の方向に飛んでったのはいい思い出。

そうそう、白樺湖とビーナスラインではこんな現象も。

氷点下以下の雨が木に当たって、そのまま凍る、雨氷って現象に遭遇しました。
山に登りまくってる僕ですら、これは初めて。
まだまだ知らない現象に出会うんだなあ、と、ちょっと嬉しみ。
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