2024.12.5
バンコク1Day
朝ごはんは食わず、とりあえずバンコクを回ります。
今日の目的は幾つかありまして、バンコク3大寺院を回る事と、旧市街を見て回る事。
幸い風邪は落ち着いてきたので、長い距離歩けそうです。
自分用の日記用記事ですので、写真だけざっと見るだけでも読んで頂いてもどうぞご自由に^^
もったいぶらずに一つ目、ワット・プラケオ。
エメラルド寺院と言われる、でっかい王級寺院ですね。
多分お清めだそうですが、ハスのつぼみでポンポンと頭やら肩やらを触るそう。
いや、知らんけど、みんなやっていたから多分そう。
中は撮影禁止なのでアレですが、とにかく作りが細かかったです。
あと、王級おっきい。
装飾が細かい。
細かいよ!
あとほんと、金色で豪華。
エメラルド寺院という名の由来を聞いていなかったので、多分エメラルドの所は見逃した。
だって大きいもの!
ということで、ワット・プラケオは行っただけで、行った事にはなりませんね(笑)
そんなことも知らず、2つ目のワット・ポーを見てきます。
これはこの人を見に来たので、さすがに見逃しません。
デカいですね。
涅槃様です。
構図が気に入りました。
足の裏も丁寧。
ワット・プラケオの後は、腹が減ったのでグリーンカレーを頼みます。
マッサマンカレーが見つからなかったので、妥協案のグリーンカレー。
最初はオイシイ、めずらしい味だから。
後半は重い、辛いのと甘いのが重い!
スープは飲み切れず。
マッサマンカレーを粘ればよかったか。
続いてはワット・アルン。
フェリーに乗って行きます。
5THB、だいたい20円。
安い。
遺跡みたいでカッコいい。
それにしても、どれも作りが細かいですね。
丁寧では無いですが。
これにて3大寺院めぐり完了!(ワット・プラケオは未遂だけど)
14時くらいに終わりました。
帰りのフェリーからは、バンコクの街の方を見ます。
のどが渇いたので、マンゴーを頂きます。
しかし多い、40バーツは安いけど、多いよ半分でイイよ。
でもオイシイ。
ウロウロします。
この辺りは花屋さんが多いですね。
歩いていると、だんだんと中国っぽさが出てきました。
何だここ?
広東省みたいだ。
調べるとこのエリア、中国街といって、昔タイに住み着いた中国人のエリアなのだそう。
にしても本格的な中国。
露店・売り方・屋台の感じ・汚さ
どれも本格中国なのが凄い。
凄くたまらない!
中国広東省の汚さとか、路地感とか、とにかくまるまる中国文化なのです。
その中にタイの文字も混じっているのがまた面白い。
あえて作った中国街ではなく、自然に出来た昔ながらの中華街なのが良いですね。
気分が乗ったので、オリンパスのコンデジでいきましょう。
中国街の中心エリアは、めちゃめちゃ込んでいます。
この雑な感じが素晴らしくイイですね。
ごちゃついた電線とか
露店とトゥクトゥクがコラボしている感じが最高。
…とまあ、中国街を楽しみました。
タイを歩いていると、ホームレスの人たちに結構会います。
地方とバンコクで格差の大きい国、タイ。
そのバンコク内でも、都内格差が広がっているとか。
物乞いしないと生きていけないのか、生きていけてもひもじいのか、何にせよ、追い詰められてなければこんなに必死に生きていかないはず。
「物乞いにお金をあげてはいけない」とは言うが、誰のどの立場の声掛けなのか。
彼らは必至だから、物を乞う。
だってガリガリだし、足とかボロボロになって死にかけているし、顔だって真っ黒。
足が変形している人も居る。
きっと布団で寝ていないだろうし、涼しい場所なんて選べない。
僕たちのようにオイシイ飯を探して歩けるわけでもない。
…
この人たちは人の尊厳を失いながら、人にモノを乞う。
僕はネットで稼いだお金で旅行に来る、この日もセールでお金が多く入っていた。
この差は何だ?
…
せめてたまにはビールでも、たまには定食でも食べて欲しい。
そんな気持ちで、100バーツをスッと渡した。屋台で定食とビールが食べられるくらい。
するとまたすぐに、別のホームレスを見かける。
もうお金をあげたくないなぁ、、、
中途半端な気持ちだから、全員を助けようと思えないし、思わない。
僕の気まぐれだ。
20バーツずつに分ければ良かったかな?
そんなケチな気持ちも浮かんでくる。
だんだんと面倒くさくなる。
そんなんだから、僕は自分の人生だけを見て生きるのだ。
…
別に気に病むほどではないけれど、自分もそんなもんか、と思いながら、良く分からなくなったので考えるのをやめました。
トイレに入りたくて立ち寄ったのは、世界一大きな黄金のブッダが居る寺院。
ピンチだったのが、トイレに紙が無い事、誤算だった。
真っ先に銀魂のワンシーンを思い出す。
手元にあった紙は、お札とこのパンプレット。
ブッダの顔でケツは拭けない、信仰が弱い自分だとしても、それは無理だ。
ブッダの所をちゃんと破って取り除き、硬いパンフレットでケツを拭いた。
幸いトイレは流さず、ゴミ箱行きなのが東南アジア、それだけは助かった。
さて、つづいてやってきたのは、タラートノーイという古いエリア。
こちらも古い中国街だそうですが、特徴的なのはまだ生きている事。
200年以上の歴史がある中国街が、まだ形として、生きた場所として残っているのが面白い。
またもトゥクトゥクとのコラボ。
車屋だったのか、それとも車屋なのか。
オイルまみれのネジが良い。
歩いているのはこの路地。
200年の歴史にふさわしそうな車。
隣にトヨタがいるのも、新古が隣り合わせている感じで良い。
オーバーホールされたエンジンの部品かな?
と、奥に汚いピックアップトラップ。
良すぎる。
実はこのエリア、若者人気が今出ているらしく、その理由がこの壁画。
壁画アートとして、浮きだって人気になっているとかいないとか。
このフィアットがある場所も、カフェとしてアップサイクルされている。
観光スポットですね。
確かに古い街並みと、新しいカフェエリアが混在している場所。
ちゃんと馴染む形で。
温故知新とはこういう事なんだろうな、と感じました。
だけど僕は、その奥汚い方、古い方に心惹かれる。
みんなが見ない方の、現地の生活の方に心惹かれる。
中国の人が住み着いたと言われるこのエリア、どんな生活をしていたのか?
やたらと汚く小さいが、どんな気持ちで住んでいたのか?
または綺麗になりゆく街をみて、何を思うか?
地元に住む人や建物を見ながら、思いや歴史みたいなのにフォーカスしたくなる。
200年の歴史があると言われると、この木だって見え方が違ってきますね。
帰りはトゥクトゥクに拾ってもらい、カオサン通りまで乗せてもらいました。
思ったよりも安全運転、それでいてかっ飛ばす。
なかなか良いドライバーでした(かわいいおっちゃんでした)。
カオサン通り付近にて、夜はトムヤムクンを頂く。
ビールを飲む余裕が出てきた。
しかし辛い、うま味よりも辛みが勝つ、いまもよだれが出るくらい辛い。
次も食べたいとはあまり思わないかな。
そうそう、2泊した81というドミトリー宿。
日本系列の宿なので、日本スタッフもいるし、このプライベート具合。
静か、綺麗、アクセス良い、安いの最高条件でしたのでぜひ。
旅の最終日、屋台でカオマンガイを頂いて、空港に行きましょうか。
バスが全然来なかったのは地味に焦りましたが、ちゃんと空港までたどり着き、ノイバイ空港でフォーを頂き、無事岐阜まで帰ってきました。
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