上海郊外の古鎮のうち、地下鉄でサクッと行ける七宝古鎮。
行ってきた感想と、個人的な記録のために残しておきますので、行く時の参考なんかにどうぞ。
七宝古鎮のアクセス
七宝古鎮は上海の中心地から1時間くらいで行けまして、地下鉄9号線に乗り換えて行くだけ。
地下鉄を降りたら10分くらい歩くだけなので、サクッと行けますね。
ちなみに1時間もあればおおよそ楽しめる感じだったので、そんなに張り切って一日観光のつもりじゃなくてもOKな感じ。
Googleマップだと無理なので、百度地図はダウンロードしておくと良いでしょう。
Google翻訳との組み合わせで、翻訳コピペで検索すれば、中国語を知らなくても分かります。
七宝古鎮を歩いてみた

ここから七宝古鎮を歩いたレポです。
自分用にも写真を残している感じなので、ざっくりとしたイメージを写真で追ってもらえればと思います。

朱家角とどっちに行こう?
って迷っている方なんかも、どうぞ見ていってください。

七宝古鎮は中等度なサイズ感の町で、1時間もあればぐるりと一周出来ます。

コンパクトにまとまっている割に、食べ歩きと土産屋は充実していたので、来てもつまらないという事は無いでしょう。

ここ七宝古鎮が、最も「ぎょっとする」感じの食材が置いてあったので、その辺りを見るのも面白いかも。

とにかく食べ歩きには不便しませんね。

特に来て欲しいのが、湯団といわれる上海のモチモチ湯団子で、マジウマ。

もっちもちあったかくて、甘すぎるものが苦手な僕でもマジウマに食べました。

僕が頼んだのはゴマ団子で、ホヤホヤもっちりで奥歯が幸せでした。

見える処でゆでています。

ゴマ団子以外に色々あって、お野菜とかお肉のモチモチもあるし、安い。
これを食べに来るだけでも、七宝古鎮は価値があると思います。
むしろこれを食べにくる目的でいいかも(笑)
お店はコチラ。
土産屋も割と良いお店が並んでいるので、お土産を探すのにも良さそう。
中国にありがちな、絶対要らないだろ的な置物や量産系土産ではなく、ちゃんとした感じのが見つかります(笑)

僕は約300円でお香を買いました。
満足。
と、七宝古鎮はサクッと行けて1時間くらいで回れますが、見て回るには割と充実している感じでした。

デメリットは、近いためか人が多い事ですね。
平日の雨の日でこんな感じでした。
七宝古鎮のちょい外れ

七宝古鎮の横には、人が住んでいるけど、ちょっと貧困そうなエリアがあります。
非常に不謹慎で失礼なのは承知ですが、このようなエリアを散策するのは、人によっては楽しいかもしれません。

決して裕福とは言えない、というかかなり貧困そうなエリアです。
日本だったら地震があるので、まず耐えていないでしょう。

こういったお店もやっていけているのか?
考えていると気持ちが宇宙に行きそうなので、程ほどの感情移入で回ります。

経済格差が大きい中国とは言いますが、こういった郊外の端を歩いていると、その片鱗が見える感じ。

ワンコの食べ物は残飯で、警戒心とか目つきを見ていると、日本のそれとは違うなと思いましたね。

見方によっては、こういった家屋は非常に味があります。
とはいえ本人たちはギリギリで生活しているのでしょうから、なんとも言い難いですが。

さっきまではまだマシで、もう少し奥に入るともっとヤバそうな雰囲気。

これなんかは味しかない。

外を歩く人がいなかったのでじっくり見て回りましたが、正直この位が僕が行けるギリギリ。
これ以上ヤバめな所は、さすがに一人で行くのは怖いかな、、、

家があるだけマシで、家なのか外なのか分からない場所も。
もちろん上海には物乞いの方やホームレスの方も居るので、下を見ればきりが無いですが、、、

ここらは崩れる恐れがあるのでしょう、張り紙に「危険」と書かれている家屋も。
もちろんこの辺り以上に経済格差を感じる場所はあるのでしょうし、中国のより田舎はもっとヤバい状況なのでしょう。
それでもこういった格差がありそうな場所を見ると、いかに日本が羨まれる状況か、いかに自分がありがたい状況にいるか。
そういった感情に気付かせてくれるので、僕は好きですね。
七宝古鎮の紹介からちょっと逸れましたが、余談でした。

この貧しいエリアのすぐそば、道路一本曲がるだけでここまで綺麗。
おそらく立ち退き・観光エリア拡大・行政執行的な要因で、こういった古い住居は壊されて綺麗になっていくのでしょう。

お隣は七宝古鎮の観光エリア。
こういった経済や住まいのいびつさが見えたのも含めて、個人的には七宝古鎮でした(笑)
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