8泊9日で上海ひとり旅に行きまして、中心部から徒歩片道1時間程度のエリアはグルグルと歩き回りました。
上海はほぼ都会なのですが、中には良い汚さを残した中国の下町感が見られます。

他にもイギリス支配下自体の名残である西洋文化が見られたりと、じっくり散策すると多面的な角度で見えてくるから面白い。

観光に適したエリアもあるので、抑えておきたい場所まで網羅していると思います!

僕の属性はおおよそ下記のような感じ↓
- 一人旅
- 歩いて散策が好み(地下鉄も使うけど)
- 裏路地とか入っていく
- 観光地よりも現地らしさを見たい人
ちょっと怖い感じや汚くてゾワゾワする場所は好きだけど、マジで治安の悪そうな場所や衛生的にヤバそうな場所には入る勇気が無い。
旅行者に毛が生えた程度のひとり旅属性なので、似ている人は参考になるかもです。
外灘エリア(必須)

上海に来たら観光必須エリアが外灘(ワイタン)。
都会が好きじゃアない僕でも、ここはすげえと圧倒された場所。
事前情報無しで行きましたが、さすがにこれは見て良かったと思いました。
ただし人は多い。
川を挟んであちら側のビル群が見えます。
場所はこの辺り。
この辺りの建物は全て洋風で協会っぽいたたずまいで↓

対岸から見るとこうなっています。
2回行きましたが、さすがに2回目は「こんなもんか」になってしまった。
とにかくまあ、夜がおすすめですね。

ちなみにビル側・タワー側もにぎわっていて、特にこの3つビルが並んでいる場所は、カメラマンに頼んでSNS用写真を撮っている人がめちゃ多い。
見ているのが楽しいくらい。
僕は自分は要らないので、とりあえず信号を入れておきました。
対岸は実質地下鉄で行くことになるので、まあ行っても行かなくても良いかな。
豫園(Yu Garden)|必須エリア

ここも必須。
外灘と近いので、歩いてこれます。

もちろん人はごった返しますが、The・中国みたいな建物が並ぶ様は、これまたスゲェと圧倒されます。
中国が作った中国っぽさ全開の再現エリア
とでも言いましょうか。
再現にしても、この300m×300mほどの広さがあるエリアを、よくもまあここまで完成度高く作り込んだなと。

上海の本気度を感じることでしょう。

このエリアの食べ物は物価が1.5~2倍くらいありますが、小籠包の人気店もあります。

南翔にある小籠包発祥のお店、の支店があるので、そこは並んでいますね。

あとは良さげな中華料理店と食べ歩きって感じ。

凄そうなお宿とか老舗もありそうだったので、上質を体験したい方はイイかもです。
一人じゃなかったら来てもイイかな(笑)
西洋エリア(新天地)

上海にはヨーロッパ文化があるんだなぁ、、、
って感じるのも一つ面白い所。
だと、個人的には思いました。
高速道路の下半分は、だいたい西洋エリアになっています。
新天地っていうみたいですね。
この辺りはかなり西洋っぽい場所や、ベーカリーがあったり、西洋的住宅街があったりと、中々面白いです。
といってもマジの西洋ではないので、別に歴史的な背景に興味が無い方は、そこまで面白くは無いかも。
アヘン戦争に負けた中国は、イギリスに上海を若干統治され、その時に入り込んだ西洋文化が根付いた。
的な感じだと思います。
とにかくエリア的には広いので、地下鉄で立ち寄るだけではなく、下半分をウロウロ歩くのがおすすめ。

個人的にはここ「阿娘面館」のカニ麺が美味いので食べて欲しいのと、
そこから東側、地図で言う右側にウロウロ歩いていけば、そこそこ西洋っぽさは楽しめると思います。
そのまま下(南)まで歩いて、田子坊にいくのもアリ↓
田子坊

地元の町並み、人が住む住宅街が、そのまま観光エリアになってしまいました的なエリア。
空き家が出た場所に、店が出来てそのまま人が寄り付いた、みたいな感じかな?
ですので、普通に人が住んでいるのも、興味深くて面白い。



食べ歩き、細道、割と良さげな土産屋、バー、と言った店が並びます。
ここも色んなブログで紹介されていますね。
下町エリア(人を選ぶ)

日本で言う「ドヤ街」みたいな印象を受ける、失礼ながら「中国の汚さ・下町」を感じるならこの辺り。

実際にはドヤ街なんかではなく、ちゃんと賑わっていますし、普通に地元のサラリーマンとかもいます。
ただし、おそらくそんなに裕福ではないご家庭エリア。
マンションはやや汚め。

朝か夕方に行くと、下町の八百屋や生き物屋がにぎわいます。

ザリガニとかも売っています。
物好きのためのエリアですね。

夜行くと、トランプゲームをしている地元のおっちゃんとか。

まあいい雰囲気の店とか、見て歩けます。
普通の地元民しかいないので、治安は悪くは無いと感じました(多分)。

コレくらい綺麗な店もあるので、フルーツや野菜を買ってもイイかも。
僕はこのエリアで、ライチとトマトを買いましたが、安くてめちゃウマでした。
広東省ではこういった下町、汚くてゾワッとするエリアは沢山あって楽しかったのですが、上海だとここくらいしか見つかりませんでした。
上海はまだまだ改装段階にあると思うので、おそらく10年もしたらこのエリアも綺麗になってしまいそう。
僕が見つけた最後の下町エリア。
ぜひどうぞ。
廃墟エリア(上海老街)

豫園(Yu Garden)のすぐお隣、上海老街とされているエリアなのですが、今は廃墟です。
Googleマップのレビュー情報には、2017年確認で屋台が消失したみたいです。
前は屋台街だったのですが、全て潰れて廃墟になっています。
廃墟にはホームレスの方がいたりするので、ちょっとゾワゾワはします。
が、人もちょいちょい歩く場所なので、まあ問題ないかと。
中国はバンバンエリア開拓していくと思うので、多分ここも10年しないうちに綺麗になる気がします。
廃墟のうちに見ておくのも、個人的には良き。
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